高麗人参をお求めになるときの注意
「買ってはいけない」というのは言い過ぎかもしれませんが、世の中に出回っている高麗人参の名前を使ったサプリメントや健康食品など、効能や成分の配合をうたった商品の中には、気をつけたほうがよいものも出回っているのが事実です。
お客様におかれましては、人参商品のご購入を検討される際にはくれぐれもご注意いただきたいと願っています。
高麗人参商品のご購入を検討される際の確認ポイント
添加物および含有される成分の客観的データが表示されているか
客観的データというのは、ただデータを記述してあるのではなく、検査機関と検査番号の明記された根拠あるデータであるということです。
当サイトで販売している「高麗山参培養根 真液」を例にとると、
| 輸入食品等添加物試験成績 (財)食品検査協会 東京事務所 No.GTA10229 03号 平成18年12月13日 |
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| 試験項目 | 試験結果 | 検出限界 |
| 合成着色料(酸性タール系色素) | 検出せず | --- |
| ソルビン酸 | 検出せず | 0.005 g/kg |
| 安息香酸 | 検出せず | 0.005 g/kg |
| パラオキシ安息香酸メチル | 検出せず | 0.005 g/kg |
| パラオキシ安息香酸エチル | 検出せず | 0.005 g/kg |
| パラオキシ安息香酸プロピル | 検出せず | 0.005 g/kg |
| パラオキシ安息香酸イソプロピル | 検出せず | 0.005 g/kg |
| パラオキシ安息香酸プチル | 検出せず | 0.005 g/kg |
| パラオキシ安息香酸イソプロチル | 検出せず | 0.005 g/kg |
| 二酸化イオウ | 検出せず | 0.005 g/kg |
| <<清涼飲料水規格>> | ||
| @混濁 | 適 | --- |
| A沈殿物・異物 | 適 | --- |
| Bヒ素 | 適 | --- |
| 鉛 | 適 | --- |
| カドミウム | 適 | --- |
| スズ | 適(検出せず) | --- |
| C大腸菌群 | 陰性 | --- |
↓証明書画像(クリックすると大きな画像がご覧になれます)
書類の画像まではなくとも、検査番号と検査機関が表示してあれば、信頼できる商品であるといえます。
栽培される人参における残留農薬についての記載
医薬品や健康食品の原料が栽培人参の場合、農産物である以上、何かしらの農薬が使われている可能性は高いといえます。もちろん無農薬で栽培されている人参もあります。次の項で紹介している、2007年1月の国民生活センターによる調査発表では、数銘柄の商品で、日本で使用の禁止されている殺虫剤や抗菌剤が検出され、 加工食品の残留農薬一律基準 ( 0.01ppm ) を上回る量の農薬が検出されたことが明らかになりました。
国民生活センターの発表を受けて、徐々にこれら含有農薬についても記述がされていくことが望ましいといえます。
ちなみに、高麗山参培養根の全製品は、原料に栽培参ではなく、天然の高麗山参を使用している為、完全な無農薬です。
高麗人参を主原料とした「健康食品」について
(2007年1月10日、国民生活センターによる調査発表)
2007年1月10日、国民生活センターは高麗人参を主原料とした「健康食品」について、身体作用のある有効成分の量の市販の医薬品との比較と、残留農薬などの安全面についてのテストを行った結果を発表しました。内容を以下に大まかに記します。
◎高麗人参由来成分の量を表示してある銘柄は多いが、その品質にはバラツキがあることがわかりました。高麗人参由来成分の表示量は、有効成分量とは必ずしも相関するものではないと消費者にアドバイスしています。
◎主な有効成分であるジンセノサイドの含有量が、製品によって差が大きいことがわかりました。多いものでは、医薬品を超える有効成分を含むものもあり、医薬品との境界があいまいだと指摘しています。
◎高麗人参は、滋養強壮、血圧調整などの効果があるとされ、医薬品だけでなく、健康食品として一般に流通しています。
◎国民生活センターは、1 万円以下の高麗人参の健康食品 18 銘柄について商品テストを実施しました。
◎その結果、高麗人参の有効成分であるジンセノサイドの量が、医薬品より多く含まれた健康食品があった一方で、全くこの成分が含まれない銘柄も 1 つあることがわかりました。
◎ジンセノサイド量は銘柄によって差が大きいことは、医薬品と表示されていても例外でなく、ジンセノサイド量から医薬品として問題があると思われる銘柄があったといいます。
◎また、日本では使用が禁止されている殺虫剤の BHC や抗菌剤キントゼンが 4 銘柄から検出されました。 4 銘柄すべてから、加工食品の残留農薬一律基準 ( 0.01ppm ) を上回る量の農薬が検出されました。
●国民生活センターのページへ 「高麗人参を主原料とした「健康食品」」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20070110_1.html
↑上記の国民生活センターのページから記者発表資料の全文をPDFファイルでダウンロードできます。
日本国内で消費される人参は、じつは中国産が多い
こんなちょっと怖い事実もあります。
朝鮮半島や中国は高麗人参の原産国であると同時に消費国でもありますが、日本では生産した人参のほとんどが輸出用(主に香港・台湾)であり、漢方や健康食品などにたくさん使われている消費用の人参には安い中国産の輸入人参を充てていることが多くあります。前述の国民生活センターによって発表されたように、日本で使用の禁止されている農薬が人参商品から検出されるのも、こういったことが背景にあると思われます。
人参や人参成分の配合を謳った商品を求めるときは、その人参の原産国にも注意を払う必要があるといえます。(もちろん中国産の人参がすべて悪い、というわけではありません)


